
トークイベント
田内川真介 × 北尾トロ
『ラーメンの神様が泣き虫だった僕に教えてくれたなによりも大切なこと
「お茶の水、大勝軒」田内川真介の変えない勇気』(文藝春秋)刊行記念
「僕はラーメンの神様に導かれて信州に来た 〜山ノ内町がつけ麺の聖地になった理由〜」
つけ麺を発明した旧東池袋「大勝軒」のマスター、故 山岸一雄氏は多くの弟子を取りました。弟子たちに隠すことなく全てを教え、独立を応援し、「大勝軒」をのれん分けした店舗は100店を超えます。おおらかな人柄で、弟子たちを縛ることもなく、経営方針や味に対しても自由を与えた中でただ一人、「おまえだけは味を変えるな」と言われ守り続けているのが田内川氏です。日々目まぐるしく変化するラーメン業界にあって、味を守り続けるとはどういったことなのか。その生い立ちや山岸氏との出会いまで遡り、経営哲学や一杯のラーメンに込めた思いを、6年間にわたって彼を追い続けたノンフィクション作家・北尾トロ氏が一冊の本に濃縮し書き上げました。
田内川氏は現在、山ノ内町でも大勝軒を営んでいます。あの「大勝軒」が北信でも食べられる。これは私にとっても大きな驚きでした。なぜ、山ノ内なのか。そして、山ノ内町がなぜ「つけ麺の聖地」とまで呼ばれるようになったのか。著者の北尾トロ氏とともに北信に導かれた二人が語ります。
ご縁に導かれ「大勝軒」が北信の地に凱旋します。
※当日は、「特製もりそば」(3人前:2,500円(税込)を販売します。
トークを聞いたらお家に帰って「もりそば」を食べよう!

出 演:田内川真介、北尾トロ
開催日:2025年5月31日(土)
時 間:15:00-17:00
会 場:書肆 朝陽館
定 員:25名
参加費:1,650円(税込)
参加申込:下記参加申し込みフォームよりお申し込みください。
ゲスト

多内川真介(たうちかわ しんすけ)
「お茶の水、大勝軒」、「山ノ内大勝軒」店主。東池袋からほど近い南大塚で生まれ育ったため、少年期の頃から旧東池袋大勝軒に通い、山岸一雄氏にかわいがられる。旧東池袋大勝軒初のアルバイトとして働き、その後弟子入り。山岸監修のもと旧東池袋の味の再現を試み、平成18年9月「お茶の水、大勝軒」をオープン。20年以上にわたり味を継承している。「真介、おまえだけは味を変えるな」という師匠・山岸 一雄 氏の教えを胸に、次世代にその味をつなげている。2020年山ノ内町「つなぎびと」に就任。

北尾トロ(きたお とろ)
ノンフィクション作家。1958(昭和33)年福岡県生れ。2014年、失われつつある街の中華屋について考え、記録すべく町中華探検隊を結成。隊長として全国の中華屋を巡り、「町中華」というジャンルの火付け役となる。他にも、裁判傍聴や自らの漁師活動など、幅広いテーマでの執筆活動を続けている。著書に「裁判長!ここは懲役4年でどうですか」、「夕陽に赤い町中華」、「ツキノワグマの掌を食べたい!ー猟師飯から本格フレンチまでジビエ探食記」、「人生上等!未来なら変えられる」など多数。
お申し込み
参加をご希望の方は、こちらのお申し込みフォームよりご応募ください。
※当日に「特製もりそば」3人前セット(冷凍)をご希望の方はコメント欄にご記入いただけると幸いです。
【ご来店・イベント参加について】
・お申し込みをされた方に、当日のご案内メールをお送りいたします。
・開始時間の30分前より受付を開始します。
・ご来店の際のマスクの着用は各自の判断にお任せいたします。
・店頭にアルコール消毒液をご用意しています、手指の消毒にご協力をお願いいたします。
・当日発熱のある方は、ご来店・イベントへの参加をお控えください。
【キャンセルについて】
・キャンセルの際は、応募時にお送りするメールに記載されているアドレスにご連絡ください。
【イベントに関するお問い合わせ先】
・本イベントに関するお問合せは、応募時にお送りするメールに記載されているアドレスにご連絡ください。
【当日の営業について】
・当日の通常営業は、11:00-14:00となります。
・トークイベント参加者は、イベント終了後18:00まで店内の書籍や「特製もりそば」をご購入できます。
ラーメンの神様が教えてくれた人生の極意
「おまえだけは俺の味を変えるなよ」伝説のラーメン職人が遺した「味」と「心」を継いだ愛弟子がたどりついた人生の極意とは。

『ラーメンの神様が泣き虫だった僕に教えてくれたなによりも大切なこと
「お茶の水、大勝軒」田内川真介の変えない勇気』
著 者:北尾トロ
出版社:文藝春秋
- 発刊:2025年3月14日
- ISBN:9784163919577
- 本体1,800円+税
本の要旨
伝説のラーメン職人・山岸一雄(旧東池袋『大勝軒』創業者)が小学生でつけ麺の虜になった愛弟子に伝えたかった、全力で生きるための「味」と「心」。
目次
第一章 “ラーメンの神様”ってどんな人
第二章 バナナボートの明るい浜辺と何も起きない暗い部屋
第三章 「真介、おまえだけは味を変えるなよ」
第四章 偉大なマスター亡きあと、心に誓ったこと
第五章 神様の故郷で逆境をチャンスに変える
第六章 ラーメン屋にゴールなんていらない
つけ麺の聖地・山ノ内町は、町制施行70周年を迎えます。折りしも、つけ麺誕生からも70年。
1955年(昭和30年)4月1日、山ノ内町が町制を施行。
その頃、東京では、一軒のラーメン屋で「つけ麺」が誕生していました。
のちに「ラーメンの神様」と呼ばれることになる故 山岸一雄氏。つけ麺を発明した彼が幼少期を過ごしたのが山ノ内町(旧:穂波村)でした。「お茶の水、大勝軒」を営む田内川氏は現在、「山ノ内 大勝軒」も営んでいます。師匠の教えを受け継ぎ、味を守り続ける田内川氏は師匠の思いを故郷に連れ帰りました。
山ノ内町では、町制施行70周年 × つけ麺誕生70周年を記念し、特別なトークイベントを開催します。
こちらにもぜひご参加ください。
※上記ボタンをクリックし、山ノ内町のイベントページへお進みください。
日時:2025年6月1日(日) 10:30開始
場所:志賀高原総合会館98
締め切り:5月16日(金)