2024年11月の読書会のご案内です。
書肆 朝陽館では、毎月読書会を開催しています。一冊の本を読み、集まり、その本について語り合います。
読書には根気が必要です。集中力も求められ、時間もかかり、座ったり、立ったり、転がったりと体力も費やします。読書は、よく登山やマラソンに例えられることがあります。ゴールや頂を目指して一人黙々と取り組み、一歩を踏み出すように一行を読みページを捲ります。そうした孤独な作業の果てにたどり着いた読了後の気持ちを参加者同士で分かち合いましょう。
本の読み方は様々で自由です。当然、感想も気になった点もみんな違う、そうした他の人の意見を聞くことで、新たな発見や解釈が生まれます。
辛いマラソンもみんなで走れば頑張れる。急峻な頂をみんなで励まし合い制覇する。そうした体験を物語を読んで参加者で共有するのが朝陽館の読書会です。
ルール
・課題図書を読んで来ていただき、感想を語り合います。
・ほかに一冊(ジャンル問わず)参加者へ紹介していただきます。
※おかげさまでこの会も満席に達することが多くなり、キャンセル待ちの状況が続いています。
そのため月2回の開催となりました。
ご希望の日を選んでエントリーしてください。
課題図書:木挽町のあだ討ち
著 者 :永井紗耶子
出版社 :新潮社
ISBN :9784103520238
開催日 :11月16日(土)・23日(土)
時 間 :19:00〜21:00
参加費 :1,650円(1ドリンク付・税込)
応募方法:こちらのフォームより必要事項をご記入いただきご応募ください。
疑う隙なんぞありはしない、あれは立派な仇討ちでしたよ。
芝居町の語り草となった大事件、その真相は――。
ある雪の降る夜に芝居小屋のすぐそばで、美しい若衆・菊之助による仇討ちがみごとに成し遂げられた。父親を殺めた下男を斬り、その血まみれの首を高くかかげた快挙は多くの人々から賞賛された。二年の後、菊之助の縁者という侍が仇討ちの顛末を知りたいと、芝居小屋を訪れるが――。現代人の心を揺さぶり勇気づける令和の革命的傑作誕生!
第169回 直木三十五賞
第36回 山本周五郎賞
永井紗耶子
1977年、神奈川県出身。慶應義塾大学文学部卒。新聞記者を経て、フリーランスライターとなり、新聞、雑誌などで幅広く活躍。2010年、「絡繰り心中」で小学館文庫小説賞を受賞し、デビュー。2020年に刊行した『商う狼 江戸商人 杉本茂十郎』は、細谷正充賞、本屋が選ぶ時代小説大賞、新田次郎文学賞を受賞した。2022年、『女人入眼』が第一六七回直木賞の候補作に。他の著書に『大奥づとめ よろずおつとめ申し候』『福を届けよ 日本橋紙問屋商い心得』『横濱王』などがある。
(出版社サイトより)
こちらのフォームにご記入いただきお申し込みください。
満席の場合はキャンセル待ちとなります。
*11月16日(土)に参加の方はこちら
《 残り2席 》
*11月23日(土)に参加の方はこちら
《 残り1席 》
■個人情報の取り扱いについて
ご入力いただいた個人情報は、お問い合わせいただいた内容に対応するためにのみ使用し、他の目的に利用することはございません。弊社のその他の個人情報の取り扱いについては「PRIVACY POLICY」をご参照ください。
■課題図書・関連本のご注文もこちらのフォームにて承ります。
(その他の書籍のご注文はご遠慮ください。店頭にて承ります。)