スタンフォード・ソーシャルイノベーションレビュー 日本版
主語を「わたし」に戻す。
スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー』(SSIR)は2003年にスタンフォード大学で創刊され、社会の新しいビジョンの実現に向けて実践する人たちのパートナーとして世界で読まれてきました。
社会は与えられるものではなくつくっていくもの。いま、日本でも多様な背景を持つ人たちがそれぞれに「わたし」が実現したい社会のために行動を起こしています。『スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー 日本版』(SSIR-J)は、「わたし」を主語にして「やってみる」人の学びと実践を応援し、企業や行政、NPO、学校、特定の地域など、さまざまな場所にいる人たちの挑戦を後押しするようなインスピレーションや知見をお届けします。
翻訳記事と日本版オリジナルコンテンツによって構成される年4回発行の冊子、そしてウェブサイトは、一歩踏み出したい気持ちを宿している人、すでに行動を起こしている人たちが仲間を見つけるための新しいコミュニティの一部です。
スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー(SSIR)について
スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビューは、2003年にスタンフォード大学内で創刊された、社会変革リーダー向けの雑誌・WEBメディアです。グローバルおよびローカルな社会課題に取り組む多様なセクターの人たちが、これまでになかった新たなソリューションを見つけ、前進することを後押しする研究と実践に基づいた最高の知見を提供してきました。記事のテーマは、環境、教育、医療、ジェンダー貧困、食糧、都市問題などの個別の社会課題のほか、ビジネスとパーパス、非営利のマネジメント、インパクト投資、デザイン思考、AI やデジタルメディアの活用、公共政策、リーダーシップやマインドのあり方、コレクティブ・インパクトなど多岐にわたります。
「発売元」として、本書 における編集・販売への協力をおこなう英治出版の書籍と共にご紹介します。
「SSIR-J」と「書肆 朝陽館」
「SSIR-J」の共同発起人である井上英之氏と井上有紀氏、実は書肆朝陽館を頻繁にご利用いただくお客さまでもあります。普段からさまざまなお話をさせていただいていますが、話題は本に限ったものではなく、社会を移す鏡のように変幻自在。お聞きしているこちらも好奇心がくすぐられ、ついつい質問を投げかけてしまいます。すごく難しそうなことに向き合っていそうなのに、お話を聞いていると不思議と面白く入ってくる。SSIRは名前のとおり大学の機関紙のような存在ですが、難しい論文を読むのとは違って研究者でなくとも(私でも)読める!社会の最先端をひた走る研究者の考えを、世の中がどう動き、どこに進もうとしているのかを、私たちにも分かりやすく示唆してくれます。社会に対する疑問にやさしく応えてくれる頭脳集団と社会を構成する市民との橋渡しとなる雑誌です。
書肆 朝陽館が、ちょっとアカデミックに見えるでしょ。