皎天舎

2025年12月の読書会のご案内です。

書肆 朝陽館では、毎月読書会を開催しています。一冊の本を読み、集まり、その本について語り合います。

読書には根気が必要です。集中力も求められ、時間もかかり、座ったり、立ったり、転がったりと体力も費やします。読書は、よく登山やマラソンに例えられることがあります。ゴールや頂を目指して一人黙々と取り組み、一歩を踏み出すように一行を読みページを捲ります。そうした孤独な作業の果てにたどり着いた読了後の気持ちを参加者同士で分かち合いましょう。

本の読み方は様々で自由です。当然、感想も気になった点もみんな違う、そうした他の人の意見を聞くことで、新たな発見や解釈が生まれます。

辛いマラソンもみんなで走れば頑張れる。急峻な頂をみんなで励まし合い制覇する。そうした体験を物語を読んで参加者で共有するのが朝陽館の読書会です。

ルール
・課題図書を読んで来ていただき、感想を語り合います。
・ほかに一冊(ジャンル問わず)参加者へ紹介していただきます。


課題図書:ピアノを尋ねて
著 者 :クオ・チャンシェン
出版社 :新潮社
ISBN  :9784105901967

開催日 :12月20日(土)
時 間 :19:00〜21:00
参加費 :1,650円(1ドリンク付・税込)

応募方法:こちらのフォームより必要事項をご記入いただきご応募ください。

これからわたしが語る物語はラフマニノフの曲からはじまった。

天賦の才能を持ちながらピアニストの夢破れた調律師のわたしと、再婚した若い音楽家の妻に先立たれた初老の実業家。中古ピアノ販売の起業を目指してニューヨークを訪れたふたりが求めていたものとは――。作中にシューベルト、リヒテル、グールド、ラフマニノフといった巨匠の孤独が語られ、「聴覚小説」とも評された台湾のベストセラー。……。

(出版社サイトより)

クオ・チャンシェン

 1964年生まれ、劇作家、エッセイスト、小説家。国立台湾大学外国語文学学科卒業、ニューヨーク大学で演劇学の博士号を取得、2018年から国立台北教育大学言語創作学科教授。1987年に短編小説集『作伴(仲間)』でデビュー。1989年に渡米し、アメリカ在住の台湾人劇作家として活躍する。2000年台湾へ帰国、劇団「有戯制作館」を設立。2012年発表の初の長編小説『惑郷之人(惑郷の人)』で第37回金鼎賞を受賞した。2020年に発表された『ピアノを尋ねて』は、台湾文学金典奨、Open Book2020度好書賞、2020金石堂年度十大影響力好書賞、2021台北国際書展大賞、第8回聯合文学大賞など、主要文学賞を総なめにした。



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