
2025年9月の読書会のご案内です。
書肆 朝陽館では、毎月読書会を開催しています。一冊の本を読み、集まり、その本について語り合います。
読書には根気が必要です。集中力も求められ、時間もかかり、座ったり、立ったり、転がったりと体力も費やします。読書は、よく登山やマラソンに例えられることがあります。ゴールや頂を目指して一人黙々と取り組み、一歩を踏み出すように一行を読みページを捲ります。そうした孤独な作業の果てにたどり着いた読了後の気持ちを参加者同士で分かち合いましょう。
本の読み方は様々で自由です。当然、感想も気になった点もみんな違う、そうした他の人の意見を聞くことで、新たな発見や解釈が生まれます。
辛いマラソンもみんなで走れば頑張れる。急峻な頂をみんなで励まし合い制覇する。そうした体験を物語を読んで参加者で共有するのが朝陽館の読書会です。
ルール
・課題図書を読んで来ていただき、感想を語り合います。
・ほかに一冊(ジャンル問わず)参加者へ紹介していただきます。
※おかげさまでこの会も満席に達することが多くなり、キャンセル待ちの状況が続いています。
そのため月2回の開催となりました。
ご希望の日を選んでエントリーしてください。
課題図書:しをかくうま
著 者 :九段理江
出版社 :文藝春秋
ISBN :9784163918167
開催日 :9月20日(土)・27日(土)
時 間 :19:00〜21:00
参加費 :1,650円(1ドリンク付・税込)
応募方法:こちらのフォームより必要事項をご記入いただきご応募ください。

人類と馬の壮大な歴史を、自在にギャロップする。
第45回野間文芸新人賞受賞作。
疾走する想像力で注目を集める新芥川賞作家が描く、馬と人類の壮大な歴史をめぐる物語。
太古の時代。「乗れ!」という声に導かれて人が初めて馬に乗った日から、驚異の物語は始まる。この出逢いによって人は限りなく遠くまで移動できるようになった――人間を“今のような人間”にしたのは馬なのだ。
そこから人馬一体の歴史は現代まで脈々と続き、しかしいつしか人は己だけが賢い動物であるとの妄想に囚われてしまった。
現代で競馬実況を生業とする、馬を愛する「わたし」は、人類と馬との関係を取り戻すため、そして愛する牝馬<しをかくうま>号に近づくため、両者に起こったあらゆる歴史を学ぼうと「これまで存在したすべての牡馬」たる男を訪ねるのだった――。
第45回野間文芸新人賞受賞作。
(出版社サイトより)
九段理江
一九九〇年埼玉県生まれ。二〇二一年、「悪い音楽」で第一二六回文學界新人賞を受賞し、デビュー。二三年、『Schoolgirl』で第七三回芸術選奨新人賞、本作「しをかくうま」で第四五回野間文芸新人賞、二四年、「東京都同情塔」で第一七〇回芥川賞を受賞
こちらのフォームにご記入いただきお申し込みください。
満席の場合はキャンセル待ちとなります。
*9月20日(土)に参加の方はこちら
《 お席の空きあります。 》
*9月27日(土)に参加の方はこちら
《 お席の空きあります。 》
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