皎天舎

よっちぼっち 写真展

四人の「ひとりぼっち」
家族四人の四つの人生。

手話をことばとして生きる写真家・齋藤陽道さんの人気連載が一冊になりました。雑誌「暮しの手帖」で4年間にわたって連載したコラム、よっちぼっち。このタイトルは、「四人のひとりぼっち」を語源とする著者の造語です。

齋藤さんは「聞こえる家族」に生まれたろう者、
妻のまなみさんは「ろう家族」に生まれたろう者。
そんなふたりの間には、聞こえる子どもがふたり――。

一家は、それぞれの違いを尊重しながら、手話で、表情で、体温で、互いの思いを伝え合います。本書は、美しい写真とともに紡がれた育児記であり、手話でかかわり合うからこそもたらされた気づきと喜びの記録です。

書肆 朝陽館では、本書に登場する写真をお借りしてパネルを展示することとなりました。
この機会に、著者が紡ぐみずみずしい「ことば」と、その眼差しが追う視線のさきにある「美しさ」を感じてください。

よっちぼっち 家族四人の四つの人生真の隙間

著 者・齋藤陽道
出版社・暮しの手帖社
ISBN ・9784766002379
2,200円(税込)

雑誌「暮しの手帖」で4年間連載したコラムが一冊の書籍になりました。

著者

さいとう・はるみち(写真家)

1983年、東京都生まれ。写真家。都立石神井ろう学校卒業。2020年から熊本県在住。陽ノ道として障害者プロレス団体「ドッグレッグス」所属。2010年、写真新世紀優秀賞受賞。2013年、ワタリウム美術館にて新鋭写真家として異例の大型個展を開催。2014年、日本写真協会新人賞受賞。写真集に『感動』、続編の『感動、』(赤々舎)で木村伊兵衛写真賞最終候補。著書に『異なり記念日』(医学書院・シリーズ ケアをひらく、第73回毎日出版文化賞企画部門受賞)、『声めぐり』(晶文社)など。
2022年には『育児まんが日記 せかいはことば』(ナナロク社)を発行。同年、Eテレ『おかあさんといっしょ』のエンディング曲『きんらきら ぽん』の作詞を担当。写真家、文筆家としてだけでなく、活動の幅を広げている。

人間は決してひとつになれない
そのことを本作は、悲しいこととしてではなく、うつくしいこととして書いている。

                           西加奈子(本書帯より)


開催期間:2025年8月4日(月) 2025年9月8日(月)

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