皎天舎

2024年10月の読書会のご案内です。

書肆 朝陽館では、毎月読書会を開催しています。一冊の本を読み、集まり、その本について語り合います。

読書には根気が必要です。集中力も求められ、時間もかかり、座ったり、立ったり、転がったりと体力も費やします。読書は、よく登山やマラソンに例えられることがあります。ゴールや頂を目指して一人黙々と取り組み、一歩を踏み出すように一行を読みページを捲ります。そうした孤独な作業の果てにたどり着いた読了後の気持ちを参加者同士で分かち合いましょう。

本の読み方は様々で自由です。当然、感想も気になった点もみんな違う、そうした他の人の意見を聞くことで、新たな発見や解釈が生まれます。

辛いマラソンもみんなで走れば頑張れる。急峻な頂をみんなで励まし合い制覇する。そうした体験を物語を読んで参加者で共有するのが朝陽館の読書会です。

ルール
・課題図書を読んで来ていただき、感想を語り合います。
・ほかに一冊(ジャンル問わず)参加者へ紹介していただきます。


課題図書:ガチョウの本
著 者 :イーユン・リー
出版社 :河出書房新社
ISBN  :9784309208992

開催日 :10月19日(土)・26日(土)
時 間 :19:00〜21:00
参加費 :1,650円(1ドリンク付・税込)

応募方法:こちらのフォームより必要事項をご記入いただきご応募ください。

私たちは互いを殺したいと望みながらもできず、
互いを救いたいと望みながらもできなかった。

13歳のアニエスは作家として華々しくデビュー。本当の作者は親友のファビエンヌ。2人の小説を書くという「遊び」は周囲を巻き込み思わぬ方向に。2023年度ペン/フォークナー賞受賞。

リーの小説はこの世を非常に鋭く表現しているので苦い思いをさせられるかもしれないが、同時に驚くほど希望に満ちているようにも思われる。そこには豊かさがある。言葉と人物像のどちらに対しても深い愛情がある。

「ロサンゼルス・タイム」誌

イーユン・リー

1972年北京生まれ。北京大学卒業後渡米、アイオワ大学に学ぶ。2005年『千年の祈り』でフランク・オコナー国際短編賞、PEN/ヘミングウェイ賞などを受賞。プリンストン大学で創作を教えている。 
(出版社サイトより)


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