2024年8月の読書会のご案内です。
書肆 朝陽館では、毎月読書会を開催しています。一冊の本を読み、集まり、その本について語り合います。
読書には根気が必要です。集中力も求められ、時間もかかり、座ったり、立ったり、転がったりと体力も費やします。読書は、よく登山やマラソンに例えられることがあります。ゴールや頂を目指して一人黙々と取り組み、一歩を踏み出すように一行を読みページを捲ります。そうした孤独な作業の果てにたどり着いた読了後の気持ちを参加者同士で分かち合いましょう。
本の読み方は様々で自由です。当然、感想も気になった点もみんな違う、そうした他の人の意見を聞くことで、新たな発見や解釈が生まれます。
辛いマラソンもみんなで走れば頑張れる。急峻な頂をみんなで励まし合い制覇する。そうした体験を物語を読んで参加者で共有するのが朝陽館の読書会です。
ルール
・課題図書を読んで来ていただき、感想を語り合います。
・ほかに一冊(ジャンル問わず)参加者へ紹介していただきます。
※おかげさまでこの会も満席に達することが多くなり、キャンセル待ちの状況が続いています。
そのため月2回の開催となりました。
ご希望の日を選んでエントリーしてください。
課題図書:スイマーズ
著 者 :ジュリー・オオツカ
出版社 :新潮社
ISBN :9784105901950
開催日 :8月17日(土)・24日(土)
時 間 :19:00〜21:00
参加費 :1,650円(1ドリンク付・税込)
応募方法:こちらのフォームより必要事項をご記入いただきご応募ください。
わたしたちはどんな痛みからも解き放たれる。
泳いでいる、そのときだけは。
過食、リストラ、憂鬱症――地下の市民プールを愛し、通いつめる人達は、日常では様々なことに悩み苦しんでいる。そのうちのひとり、アリスは認知症になり、娘が会いに来ても誰なのかわからなくなって、ついに施設に入ることになる。瞬時にきえてしまうような、かけがえのない人生のきらめきを捉えた米カーネギー賞受賞作。
ジュリー・オオツカ
1962年、戦後アメリカに移住した航空宇宙エンジニアである父と、日系二世の母とのあいだにカリフォルニア州に生まれる。イェール大学で絵画を学び、コロンビア大学大学院で美術学修士号取得。2002年、小説『あのころ、天皇は神だった』を発表、高評を博す。2011年刊行の『屋根裏の仏さま』は、PEN/フォークナー賞、フランスのフェミナ賞外国小説賞ほかを受賞、全米図書賞最終候補作となった。『スイマーズ』で米カーネギー文学賞受賞。
(出版社サイトより)
終了しました。
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