皎天舎

その言葉を口にするのはもう少しさきに

※こちらの投稿は、旧店舗「朝陽館荻原書店」の閉店に際し記述したものです。

朝陽館荻原書店は2019年12月31日をもって閉店することとなりました。長きに渡り、ご愛顧いただきましたこと、改めて感謝申し上げます。

  閉店を告知して以来、多くの方々に様々な言葉をかけていただいています。寂しさや無念はもちろん私たちにもあります。そうした中で今後について激励もあり、残りの時間を大切に過ごしていきたいと考えています。その日は刻一刻と近づいていますが、この地で150年営んできた歳月と同じように過ごしたいから、まだこの言葉は口にしたくない。当たり前にそこにあった書店として、これまでと変わらぬように年末まで営業を続けようと思います。

そうはいっても、中央通りの桂並木に色づく丸い葉っぱが散ってその数を減らすように、残された日々も少なくなりました。寂しい話はしたく無いけれど、感傷的な気分も沸きつつあります。私たちは本屋ですから、口にできない言葉を本に託したいと考え、代わりに伝えてくれる書籍を集めました。ちょっぴりシュールな特集コーナーです。

タイトルやそのテーマにある別れの言葉。 別れの後には新たな出会いがあるから、前を向いてやっていきましょう。 残りの時間も、よろしくお願いいたします。

本は口ほどに、モノをいう。