皎天舎

山に登る、山を歩く、そのために山をよむ。
どの山に登るかを決めたら、そのルートを選ぶ。
どの道をとおって、どのくらい時間をかけて、
どんな景色がそこに広がるかを想像する。
 
「コーヒー」と「本」の相性がいいように、
昔から「山」と「本」のマッチングが良いのはなぜかしら。
山も本も、広い世界を見渡しながら、自分と向き合えるから?
登山と読書にかける時間と労力が、自分一人に課せられるものだから?
登頂後、そして読了後、得られるのものが似ているから?
 
両方の気持ちを味わえる「山の本」を集めました。読了したら、
とおってきた道を振り返り、眼下に広がる景色やストーリーを想いながら、その達成感に酔いしれてください。
看板にある、「ま・み・く・と・い」は、
長野県民(北信のみ?)なら誰でも知っている山々、
北信五岳の頭文字です。
 
ま……斑尾山
み……妙高山
く……黒姫山
と……戸隠山
い……飯綱山
 
「ま・み・く・と・い」と覚えましょう。
そうそう、朝陽館のロゴもこの五岳の稜線で描かれています。

登山のおともにも最適です。