皎天舎

書肆 朝陽館では、「本と冒険 - P I H O T E K 出版記念 – 荻田泰永 × 井上奈奈」フェアを開催しています。植村直己冒険賞受賞の極地探検家、荻田泰永 ×「世界で最も美しい本コンクール」銀賞受賞の井上奈奈による美しい絵本、「P I H O T E K (ピヒュッティ)北極を風と歩く」を紹介するにあたって、荻田さんが実際に冒険で使用したウエアやソリ、冒険に関する書籍、そして手製本の特装版・愛蔵版を含めた、井上さんのこれまでの作品を一堂に展示しています。

このフェアの期間中に、お二人を長野にお招きしトークイベントを開催します。
北極や南極といった過酷な極地を旅することで体験したこと、感じたこと、そうしたことを「北極男」や「考える脚」で言葉を巧みに編み伝えてきた荻田泰永。一方で、作家性の強い絵本を次々に発表し、独創的な絵のみならず、さまざまな技法を駆使しアイデアを形にして表現してきた井上奈奈。文章から絵に昇華される過程で行き交う感情や思いを、制作の過程を旅するようにお話をうかがいます。そしてお二人の中に共有された物語の核心に迫ります。

P I H O T E K (ピヒュッティ)
北極を風と歩く トークイベント

開催日:2022年11月12日(土)
時 間:14:00-17:00
会 場:皎天ノ刻茶房(書肆 朝陽館併設)
定 員:25名
参加費:1,650円(税込)
参加申込:下記参加申し込みフォームより
     お申し込みください。

ゲスト

荻田泰永(北極冒険家)
カナダ北極圏やグリーンランド、北極海を中心に主に単独徒歩による冒険行を実施。2019年までの20年間に16回の北極行を経験し、北極圏各地をおよそ10,000km以上移動。世界有数の北極冒険キャリアを持ち、国内外のメディアからも注目される日本唯一の「北極冒険家」
2018年南極点無補給単独徒歩到達に成功(日本人初)第22回植村直己冒険賞受賞。
2012年より小学生たちと夏休みに160kmを踏破する「100milesAdvenyure」を主宰、2021年は、第一ルートで江ノ島から諏訪湖、第二ルートでは諏訪湖から直江津海岸までを歩き、長野県内を縦断した。
2021年5月 神奈川県大和市に「冒険研究所書店」開業。
著書に「北極男」講談社(2013年)、「考える脚」KADOKAWA(2019年)がある。

井上奈奈(作家・画家)
16歳のとき単身アメリカへ留学、美術を学ぶ。武蔵野美術大学卒業。
国内外での個展やアートフェアにて作品発表を続け、2017年には著作の絵本『ウラオモテヤマネコ』『くままでのおさらい』の二作品が舞台化。2018年、絵本『くままでのおさらい』特装版がドイツライプツィヒにて開催された『世界で最も美しい本コンクール』にて銀賞を受賞。
2022年、初の作品集となる『 星に絵本を繋ぐ 』を刊行。代表作/『猫のミーラ』『せかいねこのひ』『さいごのぞう』など 。


当店でお求めいただいた、「P I H O T E K (ピヒュッティ) 北極を風と歩く」をご持参いただけると、著者二人がサインいたします。ご希望の方は忘れずお持ちください。また、当日のご購入も可能です。

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